2006/11/21

次から不安尺度2007/1/16(火)

11/21(火)は、土屋さんがADHDスクリーニング尺度:The World Health Organization adult ADHD self-report scale (ASRS)の紹介をしてくださいました。この尺度は、Kesslerらが、WHOのComposite International Diagnostic Interview (CIDI)のWMHバージョンを受けた人を対象として開発したものです。
尺度開発ってこういう風にやるんですねぇ、とか、Dr. Kesslerってすごいんだねぇ、とか、そんな話をしながらADHDについてや、スクリーニングの感度特異度について話し合いました。
今回紹介された本は、丹野義彦 著「エビデンス臨床心理学―認知行動理論の最前線」(日本評論社)です。私も持っています、お薦めです。

次回からは、不安尺度に取りかかります。まずは、POMSとSTAIについて、松岡さんと宮本が担当します。

次回エビ研は
日 時:2007年1月16日(火)18:30~
テーマ:不安尺度
場 所:医学部3号館 S308号室

を予定しています。
ご関心のある方はぜひいらしてください。

2006/10/26

次がADHD尺度2006/11/21(火)

10/12(木)は、井上彰臣さんが以下の文献
Bäzner E, Brömer P, Hammelstein P, Meyer TD. Current and former depression and their relationship to the effects of social comparison processes. Results of an internet based study. Journal of Affective Disorders, 2006; 93: 97-103.
を紹介してくださいました。ネットを用いた調査についてや調査の際の測定の順番についてなどの調査方法に関することや、表の用い方、重回帰分析についてなどの結果の表示の仕方等について話し合いました。

次回は、10/12に取りかかることのできなかったADHDの尺度を土屋さんが紹介してくださいます。

次回エビ研は
日 時:2006年11月21日(火)18:30~
テーマ:ADHD尺度
場 所:医学部3号館 S308号室

を予定しています。
ご関心のある方はぜひいらしてください。

2006/09/20

次はADHD尺度2006/10/12(木)

8/31のQOLシリーズ第六弾(QOL最終回)は、磯谷さんがWHOQOLの開発に関連して文献を紹介してくださいました。同じくWHOQOLについて以前紹介してくださった深沢さんにも再度教えていただきました。QOLについて、そして文化や宗教、信条などについても話し合った夜でした。

さて、次回からは、QOLから離れ、また別の尺度を取り上げます。単発も、シリーズものもどちらでも、リクエストのあったものから取り上げていきたいと思います。

次回は、土屋さんがADHDの尺度を紹介してくださいます。さらに、井上彰臣さんがJournal of Affective Disordersから論文を1本紹介してくださいます。

次回エビ研は
日 時:2006年10月12日(木)18:30~
テーマ:ADHD尺度および論文紹介
場 所:医学部3号館 S308号室

となります。
ご関心のある方はぜひいらしてください。

2006/07/14

次はQOL最終回2006/8/31(木)

7/13のQOLシリーズ第五弾は、土屋さんがQOLI (kwal'i) の妥当性を検討した論文を紹介をしてくださいました。今回はeffect sizeや判別分析、重心について議論をしつつ、FrischのQOLやLife Satisfactionに対する考え方に触れることができました。

さて、昨日紹介された本は、小野寺 孝義著「文科系学生のための新統計学」(ナカニシヤ出版)と、ジェフリー・R. ノーマンら著「論文が読める! 早わかり統計学 第2版」(メディカルサイエンスインターナショナル)です。後者は私も持っていますが、お薦めです。

次回のエビ研は、WHOQOL英語版に関して、磯谷さんに紹介していただきます。
次回エビ研は
日 時:2006年8月31日(木)18:30~
テーマ:QOL尺度 その6
場 所:医学部3号館 S308号室

となります。
ご関心のある方はぜひいらしてください。
次回8/31(木)でQOLシリーズはとりあえず終了にし、その次からは別の(例えば精神症状)尺度にとりかかる予定です。ご希望の尺度があれば、リクエストお願いします。
エビ研では、尺度集を見ればわかることだけでなく、その尺度の開発の過程やその理念などにも触れることができたらと思っています。

2006/06/30

QOL次は2006/7/13(木)

6/29のQOLシリーズ第四弾は、深沢さんがWHOQOL日本語版の紹介をしてくださいました。今回は特に尺度開発の際の因子分析(探索的、確証的などなど)について参加者のみなさんと議論ができて(教えてもらえて)とても有意義でした。
WHOQOL英語版に関しては、8月に磯谷さんに紹介していただきます。

次回のエビ研は、前回井上君が紹介してくれた1992年開発のQOLIの妥当性に関して2005年にFrischらにより発表された論文を用いて、土屋さんと共に尺度開発について考えます。

次回エビ研は
日 時:2006年7月13日(木)18:30~
テーマ:QOL尺度 その5
場 所:医学部3号館 S308号室

となります。
ご関心のある方はぜひいらしてください。
7/13(木)の次は8/31(木)を予定しています。

2006/06/04

QOL次は2006/6/29(木)

6/1のQOLシリーズ第三弾は、井上彰臣さんがQOLI(Frischら)の紹介をしてくださいました。当日はたくさんの卒業生の皆さんが参加してくださり、尺度開発について、QOLとLife Satisfactionについてなどなど、活発に意見交換ができ、とても楽しかったです。
QOLIについては、今回1992年開発時の信頼性妥当性の検証をしている論文を元に議論しましたが、2005年にさらに妥当性を論じた研究をFrischらが発表しており、それを次々回に取り上げることとなりました(担当:土屋さん)。

次回のエビ研も引き続きQOL関連の尺度について勉強したいと思います。次回はWHOQOLシリーズです。
担当してくださる方は、可能な限り、元の論文と、日本語版の論文も(あれば)紹介していただけると有り難いです。
次回エビ研は
日 時:2006年6月29日(木)18:30~
テーマ:QOL尺度 その4
場 所:医学部3号館 S308号室

となります。
ご関心のある方はぜひいらしてください。
6/29(木)の次は7/13(木)を予定しています。

2006/04/21

QOL次は2006/6/1(木)

QOLシリーズ第二弾は、小市さんがSFの紹介をしてくださいました。SFの作成された過程や日本語版の作成過程など、資料を示しながら紹介してくださりありがとうございました。
日本ではSF-36と8が用いられていますが、20や12は今後どうなっていくのか、どのようなときにSFを使うか、などなどSFを実際に利用したことのある人も含めて話し合うことができました。

次回のエビ研も引き続きQOL関連の尺度について勉強したいと思います。WHOQOLシリーズ、QOLIが続きます。
担当してくださる方は、可能な限り、元の論文と、日本語版の論文も(あれば)紹介していただけると有り難いです。
次回エビ研は
日 時:2006年6月1日(木)18:30~
テーマ:QOL尺度 その3
場 所:医学部3号館 S308号室

となります。
ご関心のある方はぜひいらしてください。
6/1(木)の次は6/29(木)を予定しています。

2006/03/09

QOL次は2006/4/20(木)

今日のエビ研はQOLシリーズ第一弾ということで、秋山さんがSEIQOL-DWの紹介をしてくださいました。
個々人が重要視しているものとその満たされ度合いを見ることによりインデックス(総合点のようなもの)を計算するもので、施行のステップも、調査の際に実際に使うディスクなどを用いて丁寧に説明していただきました。日本では現在のところ、神経疾患を有する方のQOLを測る際に利用されることが多いそうです。
QOLの測り方もいろいろであることを実感した夜でした。

次回のエビ研は引き続きQOL関連の尺度について勉強したいと思います。SFシリーズ、WHOQOLシリーズ、QOLIが続きます。
担当してくださる方は、可能な限り、元の論文と、日本語版の論文も(あれば)紹介していただけると有り難いです。
次回エビ研は
日 時:2006年4月20日(木)18:30~
テーマ:QOL尺度 その2
場 所:医学部3号館 S308号室

となります。(年度末の行事が重なることもあり、少し飛びます。)
ご関心のある方はぜひいらしてください。

教室HP:http://plaza.umin.ac.jp/heart/index.html

2006/02/07

次回は2006/3/9(木)QOL関連

今日は、うつ尺度第2回目ということで、主にCES-D ScaleとHAM-Dについてその内容や対象などを共有しました。そのほかに、前回の内容と合わせ、BDI, SDS, CES-D, HAM-Dの総まとめを行いました。尺度には全く詳しくない私でも、知るとなかなかおもしろく、今後調査を行ったり、論文を読むときに役立ちそうです。

さて、次回以降もしばらく尺度について取り上げたいと思います。
今後取り上げるテーマとしての候補を今日の参加者に挙げてもらったところ、QOL尺度、統合失調症の症状に関する尺度、神経症圏の症状に関する尺度、性格検査、Coping尺度、社会機能尺度、認知機能尺度などが挙がりました。上記等について随時取り上げていきたいと思います。

次回のエビ研はQOL関連の尺度について勉強したいと思います。
SEIQOL-DW(秋山さん)、SFシリーズ(小市さん)、WHOQOLシリーズ(磯谷さん、深澤さん)、QOLI(井上彰臣さん)の順に、取り上げます。
担当してくださる方は、可能な限り、元の論文と、日本語版の論文も(あれば)紹介していただけると有り難いです。
次回エビ研は
日 時:2006年3月9日(木)18:30~
テーマ:QOL尺度
場 所:医学部3号館 S308号室

を予定しています。
ご関心のある方はぜひいらしてください。

教室HP:http://plaza.umin.ac.jp/heart/index.html