2013/06/13

次回 Cochrane Systematic Review 7月19日(金)13:30-

前回(6/13)のエビ研は、Chapter12: Interpreting results and drawing conclusions でした。
これで今年1月から取り組んできたPart2が終わりました!

まずは次回予告です。
日 時:2013年7月19日(金)13:30-14:30
テーマ:Review Manager (RevMan)演習
場 所:医学部3号館 3階 S308


それぞれご自身のPCにRevManをインストールしてご参加ください。
下記のウェブサイトのDownloadというところから指示に従ってください。
http://ims.cochrane.org/revman

次回はまずは基礎的な操作ということで数値を入力したり、RevManを操作してみます。
またその次の回にでも、実際に論文から読み取って入力してみることをしてみたいと思っています。(次々回の日程は次回決めます。)

RevMan演習が終わった後に、ハンドブックのPart 3(13章以降)に入りたいと思います。
ご自分の担当したい章があったらエビ研の時にお知らせください。

<Chapter 12(6月13日)の感想>
コクランは、そのレビューを読む人(読み手)が意思決定をするための資料を提供するんだ、という姿勢なのだということを今回とても感じました。
結果の評価にはGRADEを用いる、質の評価はバイアスや効果の大きさなども考慮して検討する、
p値と信頼区間は記載するべきだけれども、有意でない、というような表現はしない。小規模研究などは信頼区間が広がったり介入効果がごくわずか、というような結果となることもあるが、介入効果がない、と結論付けることではない、
などは、システマティックレビューを書くときだけでなく、自分が論文を読むときにもつながることだなぁと感じました。
また、Summary of findingsに尺度の最小値最大値も書いておく、というところを読んで、そもそもそれぞれの研究にも全て書いておかないとな、とあらためて気付きました。
安藤さん、どうもありがとうございました!

それからそれから、固定効果モデルと変量効果モデルの哲学の違い(真の値か分布か、など)について、以前エビ研で取り組んできたMixed Modelの頃からの積み重ねもあって、少しずつ感じられるようになってきた気がします。よねちゃんどうもありがとうございます。

ご関心のある方はどなたでもいらしてください。
                 (文責:宮本有紀)

2013/06/11

次回 Cochrane Systematic Review 6月13日(木)13:30-

前回(6/7)のエビ研は、Chapter11: Presenting results and ‘Summary of findings’ tables を股村さんにご担当いただきました。

Cochrane のレビューにかぎらず、Summary の書き方、表の名前の付け方、Abstractの書き方など、どれもとても大事なことだと思いました。
また、読者は誰なのか(Cochraneの場合は消費者・利用者・患者など)を意識して書くことの大切さも感じました。
股村さん、どうもありがとうございました!

次回の12章でPart 2は終わりますが、そのあとでReview managerに実際に入力してみる演習を行おうということになりました。

次回は第12章(Interpreting results and drawing conclusions)です。

日 時:2013年6月13日(木)13:30-14:30
テーマ:Cochrane Systematic Review 12章
場 所:医学部3号館 3階S308


(さらにその次は7/19(金)13:30-  Review Managerを使う、の予定です。)

ハンドブックはpdf版だと↓の
http://xa.yimg.com/kq/groups/18751725/96463393/name/0470699515.pdf
第12章( Interpreting results and drawing conclusions)はp.359-387です。各自ご準備をお願いいたします。

ご関心のある方はどなたでもいらしてください。
                 (文責:宮本有紀)

2013/06/04

次回 Cochrane Systematic Review 6月7日(金)13:30-

前回(5/13)のエビ研は、Chapter 9: Analysing data and undertaking meta-analyses の三回目、9.5 Heterogeneityからを続けて米倉さんにご担当いただきました。

ここで言うheterogeneityとは、システマティックレビューで扱われる研究におけるばらつき全てと言えると思います。参加者、介入やアウトカムのばらつき(variability)はclinical diversity:臨床的多様性 (時にclinical heterogeneity)、研究デザインのばらつきやバイアスのリスクはmethodological diversity:方法論的多様性(時にmethodological heterogeneity)とも言われます。異なる研究における介入効果のばらつきをstatistical heterogeneity:統計的不均質性(単にheterogeneityとも)と言い、これは先に述べた臨床的、方法論的多様性の結果生じています。
Heterogeneityをどのように検討し、どのように対処していくかや、解析については、名前(方法名?)を見てもピンと来なくて、道は遠い、、、と思ったりもしましたが、でもheterogeneity や sensitivity analyses については、自分の理解が進んだ気がする!と思ったり、でした。

米倉さん、3回にわたり、とても大変な章をご担当頂いた上にわかりやすくお伝え下さりどうもありがとうございました。

前々回に10章は終えていましたので、次回は11章 Presenting results and ‘Summary of findings’ tablesです。

日 時:2013年6月7日(金)13:30-14:30
テーマ:Cochrane Systematic Review 11章
場 所:医学部3号館 3階S308


(さらにその次は6/13(木)13:30-  12章の予定です。)

ハンドブックはpdf版だと↓の
http://xa.yimg.com/kq/groups/18751725/96463393/name/0470699515.pdf
第11章(Presenting results and ‘Summary of findings’ tables)はp.335-357 です。各自ご準備をお願いいたします。

ご関心のある方はどなたでもいらしてください。
                 (文責:宮本有紀)