2007/05/21

次回も精神症状関連尺度2007/07/23(月)

5/21(月)は、気分障害・不安障害のスクリーニング尺度であるK6とK10について土屋さんにご発表いただきました。K6/K10 は、既存の18個のスクリーニング尺度から得られた質問文から、大規模な疫学研究を経て、項目反応理論によって選ばれた項目からなっています。本日は、対象やカットオフポイントに関する川上先生のレクチャーもあり、豪華な内容でした。
K6の日本語版はHarvardのNational Comorbidity StudyのScalesのページからたどることができます。ここにある日本語版では得点を1~5点で計算するようになっていますが、Kesslerらは0~4点で計算していたりするので、注意が必要とのことです。
本日のエビ研では、K6はとても有用な尺度であると同時に、項目数が少ないこと、無料で使えることなど、使いやすい尺度である、という結論になりました。

次回はGHQです。宮本が担当します。
次回エビ研は
日 時:2007年7月23日(月)18:30~
テーマ:症状評価尺度 GHQ
場 所:医学部3号館 N304号室

を予定しています。
ご関心のある方はぜひいらしてください。