2009/09/10

次はMixed Modelです

前回はサンプリングについて、これまで関係した調査でどのようなサンプリング法を用いたかを共有し、その限界や改善案について話しました。全数調査ができない場合に、Simple Random Samplingができれば良いのでしょうが、Cluster SamplingやSystematic Sampling、場合によっては恣意的な選択も併用しつつサンプリングを行うことが現実的には多いと思われます。

さらにこの回では、選挙人名簿あるいは住民基本台帳を用いたランダムサンプリングの実施上の困難(手続き、費用、時間等)についても、現在、体を張って調査に挑んでいる猛者の体験を聞かせていただきました。
調査は楽ではないですよね。

サンプリングについては、さらにどのように重み付けを行うかなども今後取り上げたいと思います。
が、それは次々回以降ということにして、
次回は参加者の関心の高いMixed Modelを扱います。

Mixed Modelを知りたい人、使用予定の人などなど、ご関心のある方は、できれば、ご自分の関心領域でMixed Modelを用いている文献を1つご持参いただくと良いかと思います。
日 時:2009年10月1日(木)17:00~
テーマ:Mixed Model 初級編
場 所:医学部3号館 3階S308


ご関心のある方は是非いらしてください!(文責:宮本)