11/28のエビ研では、ソーシャルサポートの定義およびソーシャルサポートを測定する尺度について北詰さんが紹介くださいました。
尺度については特に、SarasonらのSocial Support Questionnaireについて、古川先生らの論文も見ながら話し合いました。
そもそも、ソーシャルサポートを測定する意味は何なのか?尺度を使用するときには、ソーシャルサポートの増加を目的とする研究というより、何か他のアウトカムを見るときのソーシャルサポートの影響を考慮するというような使い方が今は多いのではないかといった議論がありました。
また、ソーシャルサポート尺度にもいろいろなものがあり、どのような考え方でソーシャルサポートを捉え、それを何のために測定するのかによって使用する尺度は異なるのだろうと話し合いました。
次回は、年末に船越さんと宮本が参加するシステマティックレビュー他の研修会の報告を兼ね、システマティック・レビューについて取りあげます。
次回エビ研は
日 時:2008年1月23日(水)13:00~
テーマ:システマティック・レビューほか
場 所:医学部本館(2号館) S201あるいはE202
を予定しています。
ご関心のある方はぜひいらしてください。 (文責:宮本)