2015/10/03

次回エビ研「海外のサマースクールで、疫学を学ぶ」2015/11/16(月)

気付けば2年もエビ研を開催していないままでした。
エビ研メンバーの何人もが日本や世界の各地で活動しはじめたこともあり、なかなか開催できておりませんでしたが、お久しぶりに、来月開催いたします。
安藤さん、ありがとうございます!!!

次回は、第86回エビ研となります。

テーマ:海外のサマースクールで、疫学を学ぶ
     〜選び方、助成の取り方から現地での過ごし方まで〜
日時:2015年11月16日(月)13時30分〜15時
場所:医学部3号館3階S308
話題提供者:安藤絵美子(精神保健学分野博士後期課程)

ご関心のある方はどなたでもいらしてください。
(文責:宮本有紀)

Cochraneハンドブック 第20章(2013/9/26エビ研)メモ

久しぶりにエビ研再開です!と思ってブログをひらいたら、
なんと、もう2年もお休みしていました!

しかも、前回(2013年9月26日)のエビ研の報告ものせていなかった。。。

というわけで、自分のためのメモとして、
過去の資料を取り出して、少しだけ書いておきます。

2013年9月26日のエビ研
Cochrane Handbook for Systematic Reviews of Interventions
第20章
Qualitative research and Cochrane reviews
でした。

この章ではQualitative evidence synthesis(質的統合)という言葉がたくさん出てきます!方法論はまだ議論の途上ということでした。

Key Points

  • 質的研究によるエビデンスは、システマティックレビューに政策上、実践上、そして当事者の意思決定上の価値を高める重用な役割を果たす。
  • コクランレビューに含まれている研究は関連して質的研究を行っていることが多そう。
  • 質的研究は、(1)情報源として、(2)強化するものとして、(3)拡張するものとして、(4)補完するものとして、コクランレビューに貢献できそう。
  • コクランレビューの目的や範囲に適した質的統合(qualitative evidence synthesis)の方法は多数ある。
  • 質的研究の統合(synthesis)はまだまだ議論中であり進化の途上である。The Cochrane Qualitative Research Methods Groupがこの分野の発展と方法論を議論するフォーラムを提供中。 

質的メタ統合論文の紹介がありました♪

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17233644
Noyes J, Popay J. Directly observed therapy and tuberculosis: how can a systematic review of qualitative research contribute to improving services? A qualitative meta-synthesis.  J Adv Nurs. 2007 Feb;57(3):227-43.

以上、メモでした。