2010/09/16

次回(2010/10/14)は医学論文注意点復習と論文読みながらMixed Model続き

前回(9/9)もご参加ありがとうございました。
欠損があった場合にどうするかの議論や、Multiple imputationについて話し合いました。
さらに、SPSSの syntax referenceは一見(一読?)の価値有り、という話もありました。

次回は、エビ研参加者の何人かが受講したMedical Writingの講義の内容紹介をし、Mixed Modelを用いた論文を読みながら勉強します。
日 時:2010年10月14日(木)18:00~19:30
テーマ:Mixed Model (12)<縦断データ初級編(7)>
場 所:医学部3号館 3階S308


-2010/9/9木(第57回)のエビ研内容-
この回では、linear mixed-effects modelを用いた論文を読みました。紹介された論文は
Wilkens et al. Effect of glucosamine on pain-related disability in patients with chronic low back pain and degenerative lumbar osteoarthritis: a randomized controlled trial. JAMA. 2010 Jul 7;304(1):45-52.
です。

慢性腰痛に対するグルコサミン投与群とプラセボ群では、痛みに関連した障害等、この研究で測定されているアウトカムで6ヶ月介入後に有意な違いは見られない、といった結果でした。
(内容については、また今後加筆させていただきます。)

statistical analysisの記述がとても丁寧でした。

SPSSで、random effect の共分散構造(covariance type)のデフォルトはVC (variance component structure)になっていますが、今回読んだ論文を含め、unstructured(UN)で解析することも多いような印象を受けました。ここはもう少し自分でも理解したいところではあります。

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Mixed Modelを用いた研究で解析方法について丁寧に記述してある論文をお持ちの方は、是非ご紹介ください。

ご関心のある方は次回も是非いらしてください!(文責:宮本有紀)

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