2013/06/04

次回 Cochrane Systematic Review 6月7日(金)13:30-

前回(5/13)のエビ研は、Chapter 9: Analysing data and undertaking meta-analyses の三回目、9.5 Heterogeneityからを続けて米倉さんにご担当いただきました。

ここで言うheterogeneityとは、システマティックレビューで扱われる研究におけるばらつき全てと言えると思います。参加者、介入やアウトカムのばらつき(variability)はclinical diversity:臨床的多様性 (時にclinical heterogeneity)、研究デザインのばらつきやバイアスのリスクはmethodological diversity:方法論的多様性(時にmethodological heterogeneity)とも言われます。異なる研究における介入効果のばらつきをstatistical heterogeneity:統計的不均質性(単にheterogeneityとも)と言い、これは先に述べた臨床的、方法論的多様性の結果生じています。
Heterogeneityをどのように検討し、どのように対処していくかや、解析については、名前(方法名?)を見てもピンと来なくて、道は遠い、、、と思ったりもしましたが、でもheterogeneity や sensitivity analyses については、自分の理解が進んだ気がする!と思ったり、でした。

米倉さん、3回にわたり、とても大変な章をご担当頂いた上にわかりやすくお伝え下さりどうもありがとうございました。

前々回に10章は終えていましたので、次回は11章 Presenting results and ‘Summary of findings’ tablesです。

日 時:2013年6月7日(金)13:30-14:30
テーマ:Cochrane Systematic Review 11章
場 所:医学部3号館 3階S308


(さらにその次は6/13(木)13:30-  12章の予定です。)

ハンドブックはpdf版だと↓の
http://xa.yimg.com/kq/groups/18751725/96463393/name/0470699515.pdf
第11章(Presenting results and ‘Summary of findings’ tables)はp.335-357 です。各自ご準備をお願いいたします。

ご関心のある方はどなたでもいらしてください。
                 (文責:宮本有紀)

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